2009.12
〜ワンマンライブ〜
 やはりバンドは、明らかに目指していなければと思う。チャンスがあれば、とりあえずやる。できなくてもやる。自信がなくてもやる。バンドをやっていると段階、節目みたいなものがあって、その最初の一つが地元ワンマンライブであると思っている。ワンマンライブをするには、もちろん動員もいるし、曲もそれなりに数が要るし、明らかに普段の対バンライブとは違う高い次元のものが要求される。ステージが上がるのだ。ここから伝説が始まるといってもよい。12月は地元初ワンマンライブをするバンドがある。彼らは今、初ワンマンの事で頭が一杯だろうが、ここからが始まりで、更なる伝説を作り上げてほしい。

2009.11
〜 自分の中のプロデューサー 〜
 11月はベータの誕生月です。1995年開店ですから、丸14年、15年目に入ります。このコラムも、毎月書くの大変じゃないかと思われるのですが、毎月書いていると、習い症になって苦じゃなくなるんです。なんかやってみたい事は時間をかけてやっていけば、何でもできるようになると思います。3年はとにかくやってみる。さらにいろいろ考えながら自分の中にもう一人のプロデューサーを作って、二人三脚で、自分を作っていけば更にいいと思います。自分をプロデュースですよ!

2009.10
〜歌詞の世界感が表現の芯だから、、、みたいな熱い話がしたい。〜
 うちのようなライブハウスだと、初心者から、ベテランのバンド、ジャンル的にも多種多様なバンドが出演する。観る価値があるバンドとは何かを考えてみると、やはり表現したい事、言いたい事があるバンドだと思う。テクニックはそれを表現するための手段であって目的ではない。昔打ち上げで、先輩といつもこのような話になって、最後は口げんかにみたいになって、雰囲気悪くなるみたいな構図がウザかった。でも、今はその通りだと思う。インターネットで情報が溢れていて、みなウマく出来ちゃう。表現したい事の初期衝動みたいなものが薄れて来ている。音楽を通して言いたい事は何なのか、表現したい事は何なのか考えてみて欲しい。

2009.9
〜読書の秋〜
 九月号なんですが、この原稿を書いているのはお盆の頃、盆と正月というぐらいで、色々な奴が帰省して来る。懐かしい面々もいっぱいだ。今はバンドをしていない奴らもいるが、何と言うかみな戦友だ。何だかダラダラ喋っているだけで楽しい。これ何か聞いた事あるな?「朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや。」漢詩の授業で習ったの孔子様の論語でした。2500年前の人も同じように考えていたんだなと思うと、結構先人に学ぶ事が多いのではないか。歴史に学ぶと言うか、最近、、本を読まないと勝てないな思うことが多い。読書の秋という事で読書をするのがよいと思う。しかし、「学びて思わざれば、すなわちくらく、思いて学ばざれば、すなわちあやうし。」という言葉もあるのでお忘れなく。深いな、、、、、

2009.8
〜三四郎先生の〜
 一学期も終わり、夏休みに入りました。海に山にライブに思いっきり楽しんでもらって構いません。先生は、皆が9月になった時に元気な姿で、顔を見せてくれたらそれでいいです。ただ,自然をなめてはいけません。最近は突然の豪雨で川で流されたり、軽装で山に登ったりして遭難するニュースが後を絶ちません。先生も以前、川でバーベQしたときも、若い子達が半ズボン、ランニングシャツで帽子もなく、もしもの事を考えていないなと、思いました。人間の知恵で持っても勝てるものと勝てないものがある。これを肝に銘じておかなければなりません。ライブをずっとやっていても、いい時もあれば,悪い時もある。これは自然の摂理ですね。でも予想が出来る出来事なのに、準備が出来ていないのはダメです。準備ができていれば、いいライブは出来るもんなんです。とにかく何事も準備が整ってないのはダメです。

2009.7
〜男の道具を持つべし〜
 毎日毎日料理をしていたら、テフロン加工の鍋ってどんなに丁寧に扱っても、二、三年でダメになってしまう。そんなヤワなものは『男の道具』にはならない。せめて、二、三十年もつもの、出来れば一生もつ鍋が欲しい。そこでみつけたのが山田工業所の中華鍋だ。中華料理屋のプロ達はほとんどはこの『打ち出し製法』で作られた鍋を使っている。いや、最近買ったこの鍋を自慢したいのではない。こういう『男の道具』はどんな世界にもあるものだ。それはフェンダーストラトキャスターかもしれないし、ラディックLM400かもしれない。男のロマンである。

2009.6
〜宗教家になろう〜
 宗教と音楽は一体だと言いますけど、音楽のルーツは本当に宗教です。お寺や神社や教会なんかは、鳴りものだらけです。音楽の力を利用しているといってもいいんじゃないでしょうか。ロックのカリスマだとか、このバンドは宗教的だとかいいますけれど、あたりまえと言えばあたりまえです。バンド=小さな宗教団体と考えれば、解りやすいし、面白いんじゃないかな。バンドやっている人もそう考えてやってみたらまた違う一面が出せるかもよ!そう考えれば聖飢魔IIってスゴイよね。

2009.5
〜雨後の筍〜
 花粉症の季節もそろそろ終わり、5月は種まきの季節だ。今のうちにいろんなところへ種をまいておこう。エヘっ。5月と言えば、世界で2番目に好きなタケノコの季節でもある。姫路はタケノコの産地という事を最近知った。タケノコほど、心震わせるものはない。あの穂先の中に幾重にも重なった節が想像を逞しくさせる。将来あれだけデカイ竹に成長するのか?成長率何倍だろう?タケノコはアカツキの頃地上に顔を出し、一日に数十センチも伸びるが、じっと見ていても伸びるのはわからないらしい。しかし、一旦目線を他に向けて、またタケノコを見ると、先程よりも数センチ伸びているらしい。不思議な事もあるものだ。タケノコはやはりロマンだ。

2009.4
 3/28から始まる、高速道路休日¥1000乗り放題はほんとにいいアイデアだと思う。設備投資なしで景気刺激できる。渋滞は気になるけれど、春の気持ちのいい季節、ちょっと遠出もしてみたくもなる。バンドにとっても有難い。交通費の大幅削減になる。バンドはどんどん外に出るべきだと思う。色々なパターンでツアーバンドがブッキングして来るが、やはり地元のライブハウスの紹介って言うのが好きだ。いろいろなツアーバンドを受けていると、せめて地元でワンマンくらいしてないとな。と思うし、その地元のライブハウス代表している感があって、なんかうれしいような感もある。ライブハウスにいて一番面白いのは、バンドが悪戦苦闘しながら昇りつめていく過程を目の当たりに出来る事だ。だから、やはりバンドは地元のライブハウスの紹介って言うのが好きだ。

2009.3
〜介護力〜
 バンドをサポートする、プロデュースすると言う事は、介護するとも言い換えられるとおもう。
昨日テレビを見ていたら、介護のカリスマなる人が出ていた。「人は老いると頑固さを増し、イヤラシさを増す」として、これまでの介護の常識を覆し、自身ででやらせる介護の実践をやっていた。自分自身でなんでも出来るように自立させる事で、良い結果が引き出せるというような内容だったと思う。全然違う次元の話だが、なるほどとおもった。

2009.2
〜今年はなんだかいけそうな気がする、、、あるとおもいます。〜
 最近、高校生、大学生のバンドが少なくなって来ている。バンドなんて、お金と暇のある大学生の文化だと思うのはもう古いのか?反対にアラサー、アラフォー、おやじバンド。元気あります。マジなんです。エレキギターの音は、何かを打ち破りたい、更新したい、革命を起こしたいという心理的パワーを表しているのだそうです。なんとなくわかるような気がします。革命を起こすようなバンドが出てくるのやろなぁ・・おやじバンドから、、、


2008.12
〜バンド元年2009〜
 早いもので、今年ももう終わりですね。バンド業界も低迷していますが、日本の状況は他の国よりまだ幾分マシらしいです。低迷しているということは、チャンスでもある訳で、この時期に地力をつけるのがいいでしょう。姫路のインディーズシーンも新年を機に、心新たに、また1から始めるつもりです。皆様、今年もありがとうございました。来年も頑張りますので、宜しくお願い致します。

2008.11
〜キビしい世界なんですよ〜
 当たり前なんですけど、バンドの世界はキビしい世界なんですよ。例えばアマチュアバンドが音楽でメシを食えるようになる確率は、1000バンドに1つ、いや、万に1つも無いんじゃないでしょうか。多分東大に合格するより難しいのではないかと思う。一生懸命コツコツと頑張っても、デビューすら出来ないバンドがほとんどですし、それが普通です。こんなことを書いたら夢も希望もないような感じですが、こういう事実をきれいさっぱり隠してしまっている音楽関係者のほうがよっぽどタチが悪いと思います。普通はこうなんだと思えば、気も引き締まるし、やるべき事がみえてくるのではないでしょうか。

2008.10
〜やってみれるか?パワー〜
 世の中やってみないとわからない事ばかりです。実際やってみると案外うまく出来たり、逆に思ってもいない事が起ったりで、想像していたのとかなり違うと感じる事が多いです。用意が完璧に出来てから、戦えることなんでないんです。走りながら、あれが無い、これが足らんから補給しながらやろう。と考えながらやるのが、普通なんじゃ無いでしょうか?よくスタジオ練習はしていて、完璧になってからライブします。っていうバンドがありますが、完璧になる時はもうやる事が無くなる時ですから,解散する時です。ハイ!ピンときた方!とりあえず、ライブやって下さい。出演申込はコチラまで→079-222-0486 姫路Beta 須方

2008.9
〜リハーサル〜
 最近、本番前のリハーサルが興味深い。お客さんには申し訳ないが、リハーサルほどそのバンドの実態がみれる機会はない。音作りや、考え方、見せ方、誰がブレインで,メンバー内のイニシアチブ。あり方。まさしく舞台裏から嘘偽り無く,そのバンドの真実がみえる。本番は創られた世界を簡潔にみせようとするので、もちろんそこまでみせる必要も無い。しかし、演者側からみれば,他人のリハーサル程、興味深く、為になるものはないのではないか。そういった視点でみると、どのバンドも非常に微妙なバランスで成り立っている。本番をみていると、バッサリと、もっとアーして、コーしてとか思うものであるが、そう簡単にはいかないのは,リハーサルをみていれば感じ取れる。どのバンドも今の状況が精一杯なんだ。階段を飛ばして出来ない事をいってもしょうがない。今現在の状況から一歩ずつ、とりあえず始めるしかないんだ。

2008.8
〜虚像の世界だから〜
 ライブって物として残らない刹那的なものだなぁ。とつくづく思う。本当は実体としてはないものなんですよね。想像の世界というか。ウソの世界といってもいい。今出た音が、次の瞬間もう消えている。そこに何かしらの感情や、思いや、世界を作ってそれを魅せる。いやいやそうだな。そうあったらいいな。そう思って生きたい。喜怒哀楽を感じさせる。そういうものが、エンタテインメントの世界。その型がイイのではなくて、感情に訴えかけるものがなにか?がハッキリしていないと、よく分からないものになるんだな。虚像の世界だから。ワシ少々酔って候。

2008.7
 「人生苦しい事やつらい事があるから、楽しいことが楽しいと思えるのでは無いだろうか?」「暗いトンネルを通って来た人でないと、外の明るさなんて解らないのではないだろうか?」というMCに若干感動している自分が好きな37歳です。もうホンマにヤバいです。ベータ前のビルの廊下のところ。雨漏りというか水漏れの量が半端じゃありません。このままでは水中ライブになってしまいそうです。はやく直して欲しいです。このひどい状況を皆に解ってもらう為に写メ貼ります。


2008.6
〜最近思う事〜
 人ってなかなか思うように動いてくれないですよね。こちらの思うようにならない。まぁ、あたりまえっちゃ〜あたりまえですよね。自分だけおいしい思いをしようとしないで、まず相手においしい目にあわせると、自然に自分のところにもまわってくるんだな。と思えるようになってきた。我慢できるようになったんですね。だからもったいぶる事はしないで、おいしい目にあわせろ!ズブズブの関係にしろ!コレを6月の目標にします。おいしい目に合いたい人!事務所まで来て下さい。

2008.5
〜愛=時間×お金〜
 店長のグチりシリーズが毎回続くとしんどいね。「グチは聞いても聞かれるな」の原則を忘れるところでした。最近は何でも手軽になりました。携帯やパソコンで大概のことは出来てしまいますね。アート関係でもそうですね。写真でもイラストでも音楽でも映像でもパソコン+アルファでなんでもお手軽にできるようになりました。多くの人が安価に速いクリエイティブな環境を持つ事ができる。これは素晴しい。でも裾野が広がるとどうしても平均点は低くなりますね。お手軽にできるようになったぶん、思い入れが無くなったと言うか、愛が無くなったと言うか…逆に言えば、クオリティーの高い事をするには、クリエイティブな環境のなかに、思い入れと愛、つまり時間とお金をかければいいんじゃないでしょうか?ギター弾きは100万円のギターを買って下さい。習いに行ってください。アンプもエフェクターも気になるものは全部買ってみてください。時間をかけていろいろやってみる。それが愛なんじゃ無いでしょうか?

2008.4
〜店長のグチりシリーズ第3弾!〜
 ハイ第3弾です。どうやったらお客が増えるの?みたいなことをよく聞かれます。対バンからお客を取って、、、とかいいますけど、チョット!アンタ!とばしすぎ!お客さんが増える時って、まず自分の周りの人間、身内や友達,対バンのバンドマンとかその辺から広がってその友達に広がって、またその友達に広がってというふうになるのが普通です。周りの人にも認められないのに他人様のだれが認めますか。そういう意味ではまず周りとの関係ですから、挨拶できるとか、愛想の良さとか、謙虚さとか、基本です。その上にライブがよくないといけない。基本が出来てないと、その上にいくら高く積み上げても崩れてしまう。ゆっくりでいいんです。確実に積み上げるには時間がかかるのだけれど、基本は外せないんじゃないでしょうか?

2008.3
〜店長のグチりシリーズ第2弾!〜
 先月から始まったグチりシリーズですが、ことのほか好評なのでしばらく続けます。心なしかガムテープやマジックを借りにくる人が少なくなったような気がします。(先月号参照)バンドの仕事は人を喜ばせることでしょう。それなのに自分が喜んじゃってるバンドが多いのにびっくりしてしまいます。確かに自分達が楽しめるLIVEって最低ラインだと思います。段階があるのも解ります。でも、旅してるようなバンドが「今日のライブは、楽しかったです。」なんてコメントしてほしくないと思っているライブハウスの店長は多いのではないでしょうか。昔、スマイルレンジャーのVo,堂本にそう言われて「たのしかったやとぅお〜? はぁ〜?」とキレたのはこの私です。こういうことなんです。バンドの仕事は、お客さんを最高に満足させなあかんエンターテナーやのに、お客さんの最高の友人にならなあかんのに、その事を意識していないバンドが多すぎるのです。そんなことでどうやってお客さんのハートをワシヅカミすることができるのでしょうか?

2008.2
 いやいや、あのね、貸しますよ。マジックくらい、それと曲順書く紙くらい、ガムテープくらい、ちょっとですからね。それとそうバックドロップ吊る安全ピンくらい、ありますあります。それと両替も?しますしますします。物販の釣り銭もいりますからね。ええっ?ギタースタンド?ない?貸します貸します。そんなん今時ライブハウスにあって当然ですからね。えっ!弦切れた?貸します貸します。予備のギター持って来てないもんね。あっスミマセン。そうですよね、うちのスネアスタンドグラグラしてますよね。ホントスミマセン。イヤミに聞こえたらスミマセン。イヤミに聞こえたらスミマセン。ホントにイヤミに聞こえたらスミマセン。でも本当は自分で用意して欲しいんです。自分で用意できるバンドがスキです。応援します。あたりまえです。



2007.12
 はやくも年末ですね。年末といえば,毎年恒例の大晦日カウントダウンライブですが、今年はやめにします。よく考えてみると、もう15年くらい大晦日はカウントダウンライブやっていますので、どう過ごしたらいいのかわかりません。紅白観たらええのかな?というわけで正しい大晦日の過ごし方,誰か教えてください。そんなちょっと寂しい大晦日ですが、30日にちょっと気合いの入ったイベントします。去年から気に入って使っている〜姫路ルネサンス〜というタイトルです。姫路出身のバンドばかり4バンドのみの出演です。今の姫路はこれです。

2007.11
〜世の中はスクールウォーズ だっ!〜
 最近、色々な人と話をしていると、世の中はチームプレイで成り立っているなと感じています。バンドでも、会社でも、スポーツでも、チームプレイができないと、本当に勝てないなと感じています。学生の時のクラブ活動ってこういう意味があるのかと、今更ながら気がついてしまいました。(笑)大人って賢いな。(笑)個人的な才能にはあこがれるけど、特別だし、限界があります。バンドでもそうだけど、ボーカルだけよくて及第点はとれたとしても、『もの凄くいいもの』なんて出来ないですよね。そう考えると、ライブだって、マネジメントはもちろんのこと、イベント企画、PAや照明、係わっている人すべてが、ナイスなプレイをして、はじめて『もの凄くいいもの』が出来るのではないでしょうか?これをマグレではなく、意図的にやるには、やはり緻密で時間のかかることですね。泣き虫先生も7年かかってますもんね。

2007.10
 10月となれば、天高く,碧く涼しくなります。急に過ごしやすくなって,飯も旨くなるって感じでしょうか?姫路の10月といえば、どこも祭り,祭りですね。この時期バンド界で言えば,絶好のツアー時期となります。3、4、5月と9、10月は一番ツアーするのにはいい季節でしょう。盆と正月動いているバンドは正直キツイんじゃないかな?というわけで、10月、11月にワンマンしているバンドとか,ツアー回っているバンドとかはイイバンドだと思いますよ。わかっているバンドといっていいでしょう。ってことで観に来て下さい。

2007.9
〜アホになりたい〜
 最近アホということに憧れている。みんな『あいつはアホや!』とかゆうてますが、もちろん頭が悪いという意味もあるのですが、関西で言うアホはちょっとちがうニュアンスなんです。最高の褒め言葉なんです。色々考えた上に、ふつうやったら、まぁそうはならんなと言う事に、アホの調味料をパラッとふりかける。普通じゃできない事を成し遂げるには、アホじゃないとできんのですわ。歴史はアホが変えていくんじゃないんですかね。まぁ、やっちゃえ!ってことです。

2007.8
 夏休みですね。商売はニッパチが悪い。といいますが、ベータはそんな事なかったのですよ。ここ2、3年までは。なぜかと言うと、高校生達がよくライブをやるからですが、ここ数年、高校生のバンドが減ってきています。開店当時から「LIVEやろうぜ!」という初心者、高校生向けのイベントをやり続けていますが、これには訳がありまして、将来のロックスターは高校生から始まると思っていますので、地道にコピーバンドからやっている訳なのです。でもこの感じでは、2〜3年後のスターがいなくなってしまうのでは?という感じなので、しばらくは「LIVEやろうぜ!」強化月間で行きたいと思います。日曜昼や夕方には終わるパターンも始めますので、ヤングでナウいバンドはどしどし出演して下さい。

2007.7
 CDシングルの売上が減って,携帯ダウンロードがそれを追い越す事になっている。と言う事を4月号と5月号に書きました。それともう一つ注目すべき事があります。音楽DVDと興行(ライブ、コンサート)も伸びているという事です。これはみんな贅沢に音楽を楽しむ方向になってきているということでしょう。音だけ(CD)→映像付き(DVD)→ 生で体験(LIVE)。それらを入れる容器も変わって来ていて、音だけはレコード→CD(ラジカセ)→携帯(PC)。ココから先は映像付きになって、DVD(TV)→internet配信(PC)→→ライブリアルタイム中継(PC)→→→究極的にはLIVE(生で体験)。10年後にはどうなっているのか?ライブリアルタイム中継(ネット配信)くらいが主流になっているのでしょうか?なっているのでしょう。

2007.6
〜チャンスはNOWなのだ!〜
 今ってバンドブームではないですよね。いやむしろ、減退ムードというか、インディーズバブル後って感じですよね。姫路みたいな地方都市でも感じられるくらいだから、全国的にそういう感じじゃないかと思います。波の頂点から頂点のあいだの谷の一番低い部分。もうバンドなんて流行らないなと皆がそういうムードになっている時。そういう時が一番のチャンスと思いませんか?こういう時こそ、既存のビッグネーム達をひっくり返すチャンスなんです。新旧入れ替わりの時期が来たんじゃないかと思うんです。行き過ぎた振り子は必ず戻ってくる。さあ新しい時代の幕開けです。みなさん用意はいいですかっー?

2007.5
〜CDから携帯へ その2〜
 先月の4月号の話の続きですが、今までレコード会社主義だった音楽業界が、レコード会社が行き場を失って、次に何処が先導するのか、モタモタしているうちに、どうやら携帯で音楽をダウンロードするというのが、主流になりそうだということがわかってきました。なのでミュージシャンは、以前のように、頑張ってメジャーレーベルと契約してプロになるという事が、意味を成さなくなってきています。少なくとも面白い音楽をやっているバンドとか、今までの業界構造をひっくり返すようなバンドは、メジャーレコード会社からではなく、違った形で出てくる事になるでしょう。何処かに依存しているバンドは淘汰されて、規模が小さくても地に足付けて、独立しているバンドの評価が高くなると思うのです。インディーズのバンドにとっては、この上ないチャンスと思って間違いないでしょう。

2007.4
〜CDから携帯へ〜
 こんな記事を見つけました。日本レコード協会の調べです。『2006年の音楽をインターネット上からダウンロードして購入する有料音楽配信の市場規模が、前年比56%増の534億円となり、CDシングルの生産額(508億円)を初めて上回った。ネット音楽配信の売り上げのうち、携帯電話へのダウンロードが482億円で9割を占めた。』これってすごくないですか?何がすごいって、有料音楽配信が前年比56%増で飛躍的に伸びている事と、これからもその傾向がますます強くなるという事。それと、その9割が携帯電話へのダウンロードということです。あ〜頭の中が忙しくなってきた〜みんなぁ〜もうCDなんか作ってる場合じゃないでぇ〜どうする?未来のスター達よ!!!

2007.3
〜春の憂鬱〜
 花粉症の季節ですね。日本人の5人に1人は花粉症といわれています。もう国民的疾患ですね。15年間苦しみ続けていますが、薬を飲んだら喉も乾くし、ぼーっとして頭が回らないし、どうしたもんかなぁと毎年頭を痛めていましたが、去年から、漢方医に相談していまして、衛益顆粒という漢方薬を処方してもらっています。完全に治るというわけでは無いんですが、副作用も無く結構いいようです。興味のある方は試してみて下さい。

2007.2
 2月は節分ですね。本当に鬼は外に行って、福はうちに来てほしいです。でも鬼ってロックですね。鬼って何なのかな?と思ってWEBで流行のフリー百科事典『ウィキペディア』で「鬼」を引いてみました。
1 日本に伝わる、頭に角を持ち、紅や藍の肌をした頑強な巨人であり、伝説の生物。2 恐ろしい性格の人間の事を、1.に例えた比喩。「鬼軍曹」、「鬼教官」、「鬼嫁」、「鬼店長」「渡る世間に鬼はなし」(諺)、『渡る世間は鬼ばかり』(テレビドラマ)など。3 特定の物事に恐ろしく卓越した能力などを持つ人間、又は動物を1.に例えた比喩。人間については、2.の意味を併せもつ場合もある。「重馬場の鬼」(競馬)、「鬼脚」(競輪競技で、まくり戦法を得意とする選手。特に、かつての井上茂徳選手を指す)、「キックの鬼」(沢村忠)など。4 「かくれんぼ」「鬼ごっこ」「だるまさんがころんだ」など特定の遊びで、人を捕まえる役割、後にいる人を当てる役割など、他のメンバーとは違う役割を担う人間。「避けるべきもの」のようなイメージで捉えられるため、必死で鬼から脱出して他の一般の中に帰ろうとする所に、鬼を使った遊びの醍醐味がある。5 特撮テレビドラマ『仮面ライダー響鬼』に登場する、変身能力を備えた人間。→鬼 (仮面ライダー)
 なるほど、3の使い方が面白いですね。鬼カッコイイとか、鬼うまいとか、鬼すごいとかいいですね。今年は流行るね鬼が、、、

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